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執筆者の写真Kyoto Riverside Jazz Nerd

新EP『I must "J@ZZ" 』あとがき

更新日:2021年12月7日

お久しぶりです、京都は鴨川をスタジオにアニソンジャズをお届けするサークルKyoto Riverside Jazz Nards、略してKRJNでございます。


コロナ禍とメンバーの環境の変化にかまけてぴったり1年半ほど期間が空いた本ブログですが、その間にも水面下で活動しておりましたKRJN、晴れて新しいEPをリリース致しました。


今回のEPはアイドルマスターシャイニーカラーズ、通称シャニマスの曲のみから構成されております。完全に曲を作るメンバーの趣味が反映されていますね。この記事を書いている私(Sigggg)はもともと「どんな人がいるかは知っているけど……」くらいの認識だったんですが、気がついたら全曲シャニマスになっていて戦慄しました。Pらの熱量でできたEPになっております。びっくりした。

(しかし、その熱量が功を奏したか、先日参加したアイマスオンリーイベント「歌姫庭園」で完売してしまいました!Booth在庫は復活しておりますので、上のリンクからぜひ。)


さて、今回もライナーノーツ代わりにこちらに各曲の解説をお届けします!CDをご購入いただいた方はCDを片手に、まだお持ち出ない方はYoutubeのほうにクロスフェード動画を上げておりますのでこちらを聞きながら、読んでみてください。(注:クロスフェード動画とCDで曲順が違いますが、本記事はCDに準拠しております。ご注意ください。)


いつもイラストを担当してくれているazumanが書いてくれた、このノクチル4人の絵のかわいいこと〜〜!!!! CDでは誰かが水中に沈められています。



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1.いつだって僕らは(ノクチル)

イントロのピアノからサックス2本に受け継がれるリフが印象的な曲。疾走感のある7拍子が透明感のあるカッコよさを醸し出していて、何となくノクチルっぽさを感じますね。透き通った美しさと同居する儚さって感じでしょうか。

アレンジャーは4/4拍子より7/4拍子のほうが自然に感じる体質へと変化を遂げてしまったそうです。


変拍子からサビになって歌い上げる展開が個人的にとても好みなんですが、原曲のここでの歌詞は

光集めて 響け遠くへ

なんですね。素敵。


2.SOS(黛冬優子)

シンセのサウンドが弾ける原曲が、ボンゴ弾ける爽やかラテンに生まれ変わりました。原曲はkawaiiを体現したかのようなテイストでしたが、少し大人になった感じです。キラキラしてるステージ上での様子が原曲だとすると、オフの日にどこか南の島の方に旅行したふゆこがプールサイドでカクテルなんか飲んでそうな情景を思い浮かべますが、これは正しい感想なんでしょうか。

Bメロでスウィングになる展開がとても好みなんですが、そこからサビでもう一回ラテンに戻ってくると思わず腰を振りたくなりますね!


3.雪・月・風・花(幽谷霧子)

メインを張るトロンボーンの音!この曲の魅力はなんと言ってもこの音でしょう。トロンボーンも様々な音色がある楽器ですが、遠くまで伸びるけど温かみのあるこのメンバーの音、いいんですよね。リズム隊の作る落ち着いたビートとホーン隊の絡み合うバックサウンドの中で揺蕩うように進んでいくメロディ、ぜひご一聴ください。


元曲の歌詞は「雪月風花」の言葉の通り、感じやすい心を持った少女が自分の周囲の景色に想いを投影しながら眺めている、内省的な歌詞です。

またサビを引用すると、

やさしく やさしく 隣りにいてくれる

俯(うつむ)く日はみんなの心を感じよう

です。素敵。


4.Dye the Sky(シャイニーカラーズ)

KRJNの王道とも言えるスウィングナンバーです! 絡み合うサックス隊、複雑なリズムの上で炸裂するトランペット等々、管がたくさん乗っているKRJNならではのサウンドがお楽しみいただけます。その中でもつんざくハイトーンからソロまで八面六臂の活躍を見せるトランペットの魅力が存分に詰まっていますね、かっこいい。各人のソロ、そしてラスサビと最後までたっぷり身のつまった曲です、EPの〆としてブチ上がりながら聞いてみてもらえると幸いです。


あまりアイマスに詳しくはない筆者ですが、この曲は、「アイドル」というアイコンではなく、ひとりの人間としての各キャラクターを描こうとしてきた、アイドルマスターシリーズの姿勢のようなものが詰め込まれた曲だと思っています。

我々も少しずつ生活環境が変化したり、コロナで音楽活動がしづらくなったりするなど、ひとりひとりが色々な思いを抱きながら同人活動をしております。それぞれのバックグラウンドを抱えた少女たちが舞台に上がって「アイドル」になるように、我々もまた音楽を通して集まることができ、そして聞いてくださる方々に作品をお届けすることができています。我々はアイドルではないですが、何だか似てるな、とこっそり元気を貰いながらアルバムを作っておりました。


これからも沢山音楽を作っていきますので、何卒今後とも応援のほどよろしくお願いします!(文責:Sigggg)





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